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8月, 2015の投稿を表示しています

TS-220に立てたGitサーバとTortoiseGitクライアントでSSH接続する方法まとめ

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TS-220をGitサーバにしたものの、いちいちユーザ名/パスワードを入れるのはだるいっ! ということで、公開鍵認証でパスワードなしでログインできるようにする方法のメモ。 【手順】 1. TortoiseGit付属のPuTTYで適当に鍵を作ります。パスフレーズは設定しません。  できた鍵の名前は以下のとおりとしておきます。   公開鍵 public.key   秘密鍵 private.ppk 2. スタートメニュー > Git > Git Bashを開きます。  pwdコマンドで現在位置を確認の上、そこに先ほど作った public.key をコピーして、以下のコマンドを実行して認証用鍵を作ります。  ssh-keygen -i -f public.key > authorized_keys 3. RLoginなりを使って、TS-220の~/.sshに public.key, authorized_keys をコピーします 4. TS-220にadminでSSHログインし、vimで以下の内容を書いて保存します。 vim ~/.ssh/config Host GITREPO HostName [ホスト名] IdentityName ~/.ssh/public.key User admin 5. TortoiseGitから接続するときは以下のように、PuTTY認証キーの欄に先ほど作った秘密鍵を選択しておきます。

TS-220にGitをインストールしてリモートリポジトリを構築する方法まとめ

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QNAPのTS-220というNASはコンパクトな割に多機能でとてもいじりがいがあります。そんなTS-220をリモートリポジトリサーバとして運用できるようにしてみました。 【動機】 ・自宅、外出先などで複数台のPCを使い分けており、そのいずれからでも同じようにコードの編集がしたい。 ・現状、Dropboxフォルダ内にリモートリポジトリを置いて複数台のPCで同期することで上記を実現しているが、同期中にシャットダウンしたりするとリポジトリがぶっ壊れないかどうか心配なので、できればサーバ上にリポジトリを置きたい。 【手順】 1. TS-220にログインしてApp CenterからGitをインストール GUIで行うので簡単です。ものの数分で終わります。 機能がインストールされるだけなので管理画面にアイコンが増えたりはしません。 バージョンがまだ2.1.0なのが気になります。 2. リポジトリ置き場を作る TS-220の共有フォルダ機能でリポジトリ置き場を作ります。適当に"remote-repo"としてみました。 3. SSHでログインしてインストールを確認 ちゃんとインストールされたかどうか、SSHクライアントでログインして確認します。 SSHクライアントはRloginを使用しました。アカウント管理者だけがリモートログインできるらしいので、adminアカウントで行います。(なんかちょっと気になるなぁ) ログイン後、git --helpコマンドが通ればインストールは成功です。 4. リポジトリにするフォルダを作成 今回は"test.git"としました。 # cd /share/remote-repo # mkdir test.git # cd test.git # git init --bare --shared Initialized empty shared Git repository in /share/HDA_DATA/remote-repo/test.git/ これでリモートリポジトリの準備ができました。ベアリポジトリなので、中身は空です。 まずローカルにクローンを作って、そこで内容の編集をします。 5. クローンの作成 ロー...